焼酎を英語で説明するには?外国人に伝えるための表現4選!

「焼酎ってどんなお酒?」「日本酒とはどう違うの?」
外国人の友人や観光客に聞かれて、うまく答えられなかった…
そんな経験はありませんか?
この記事では、焼酎の基本を英語でわかりやすく説明するためのポイントを
4つに絞ってご紹介。すぐに使える英語表現を解説付きでお届けします。
焼酎初心者がお試ししやすいおすすめ焼酎もご紹介します!

焼酎は英語で何と言う?基本の表現とポイント

「焼酎」は英語でも 「Shochu」 と表現されるのが一般的です。ただし、「Shochu」 と言っても初めての方には未知の言葉なので、補足説明をつけてあげましょう。

 

焼酎の基本を伝える英語フレーズ5選:

日本語 英語
焼酎は日本の伝統的な蒸留酒です。 Shochu is a traditional Japanese distilled spirit.
焼酎はさつまいも、大麦、米など、さまざまな原料から造られます。 Shochu can be made from various ingredients like sweet potatoes, barley, or rice.
焼酎は通常、日本の南部特に九州地方で造られています。 Shochu is usually made in southern Japan, especially in Kyushu.
焼酎のアルコール度数は通常20〜25%で、ウォッカやウイスキーよりも低めです。 It typically has an alcohol content of 20 to 25%, which is lower than vodka or whiskey.
ストレート、ロック、水割りやお湯割りなど、さまざまな飲み方で楽しめます。 You can enjoy it in many waysstraight, on the rocks, with cold or hot water.

 

ポイント:

  • 焼酎の原料は以下のとおりです
    • 芋焼酎の原料 さつまいも = sweet potatoes
    • 麦焼酎の原料 大麦 = barley
    • 米焼酎の原料 米 = rice
  • 日本の伝統的な = “traditional Japanese” をつけると印象UP!
  • 焼酎はウイスキーやウォッカなどと同じカテゴリで、蒸留酒 = distilled spirit です
  • アルコール度数で比較してあげると分かりやすいでしょう

 

焼酎と日本酒の違いを英語で説明!

「SakeとShochuの違い」は、外国人からよく聞かれる質問です。

日本酒と比較して焼酎はまだあまり知られていませんが、どちらも日本の伝統的なお酒で、それぞれの魅力があります。

英語でざっくり比較するなら、

Sake is brewed like wine, while shochu is distilled like whiskey.

(日本酒はワインのように醸造され、焼酎はウイスキーのように蒸留されます)

と表現するとイメージがつきやすいです。

具体的に両者の違いを6つのポイントに絞って英語で伝えるとこうなります。

 

会話・接客・案内で使える英語フレーズ:

日本語 英語
製法 日本酒はビールやワインのように醸造されたお酒ですが、焼酎はウイスキーやウォッカのように蒸留されたお酒です。 Sake is brewed, like beer or wine, but shochu is distilled, more like whiskey or vodka.
アルコール度数 焼酎の方が日本酒よりアルコール度数が高く、焼酎は約20〜25%、日本酒は13〜16%です。 Shochu usually has a higher alcohol content than sake — around 20 to 25%, while sake is usually 13 to 16%.
飲み方 焼酎はいろいろな飲み方ができてロック、水割り、お湯割りなどがあります。

日本酒は冷やしたり常温熱燗で飲まれます。

Shochu can be enjoyed in many ways on the rocks, with water, or with hot water

Sake is usually served chilled, at room temperature, or warm.

原料 日本酒は主に米と米麹から作られますが、焼酎はさつまいも、大麦、米、黒糖、そばなどさまざまな原料で作られます。 Sake is made mainly from rice and rice malt, while shochu can be made from sweet potatoes, barley, rice, brown sugar, or even buckwheat.
風味・香り 焼酎は比較的すっきりとした味わいで、日本酒は甘みとコクがあるのが特徴です。 Shochu tends to be lighter and cleaner in taste, while sake is usually sweeter and more full-bodied.
食事との相性 焼酎は幅広い料理と相性がよく食中酒として楽しめます。日本酒は繊細な和食と特に相性がいいです。 Shochu goes well with a wide variety of dishes and is often enjoyed during meals. Sake is best paired with lighter, more delicate Japanese cuisine.

 

実は、日本ではもちろん、海外でも有名な日本酒ブランドが焼酎を造っています。

飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね!

 

獺祭 (旭酒造) 

日本にとどまらず世界中から注目されている高級日本酒ブランド。アメリカやフランスにも直営拠点があり、ラグジュアリーなイメージで積極的に海外展開しています。

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獺祭 焼酎日本酒飲み比べセット

獺祭の酒粕から生まれた焼酎と獺祭 純米大吟醸のセット箱入り。ギフトに最適です。

 

八海山 (八海醸造)

アジア圏や欧米でも輸出が盛んで、日本酒初心者にも飲みやすいと好評の日本酒ブランドです。

https://ec-hakkaisan.com/products/41000

八海山 本格粕取り焼酎 宜有千萬(よろしくせんまんあるべし)

日本酒の製造過程で生まれる新鮮な清酒粕を原料にした、本格粕取り焼酎です。

まずはストレートで清酒粕を味わい、お好みでロックや水、お湯を少しずつ加えて楽しむのがおすすめ。

 

焼酎の種類 (芋・麦・米・黒糖) を英語で説明!

焼酎は原料によって特徴があります。

焼酎の主原料は日本の酒税法で定められていて、代表的な4つはこちら:

  1. 芋焼酎
  2. 麦焼酎
  3. 米焼酎
  4. 黒糖焼酎

それぞれについて、英語でどのように説明するか見てみましょう。原料は同じでも味わいや風味に違いは出てきますが、ここでは大まかな特徴を初めての方に紹介する目的で、ざっくりした説明にしています。

 

1. 芋焼酎

芋焼酎の主原料のさつまいも英語で”Sweet potato”なので、芋焼酎は、”Sweet potat Shochu” といいます。

 

芋焼酎の特徴4つ (産地・香り・味わい・飲み方) を紹介する英語フレーズ:

日本語 英語
香り 芋特有の香りが強く、インパクトがある Strong, distinctive aroma from sweet potatoes
味わい コクが深く、飲みごたえがある Rich and full-bodied flavor
味わい ほのかな甘みと土っぽさが調和している Subtle sweetness balanced with earthy undertones
飲み方 お湯割りにすると甘みが引き立つ Sweetness stands out when mixed with hot water
飲み方 ロックや水割りでも香りを楽しめる Aroma can still be enjoyed even when served on the rocks or with water
産地 主に鹿児島県や宮崎県など南九州で生産される Mainly produced in southern Kyushu, especially Kagoshima and Miyazaki prefectures

 

芋焼酎は種類が豊富で、初心者も試しやすく飲みやすい焼酎です。

日本で人気があり一般的に高い評価を受けている高級焼酎をご紹介します!

 

森伊蔵 (森伊蔵酒造) 

鹿児島県の森伊蔵酒造が製造する芋焼酎で、上品な甘みと深いコクが特徴です。

時期によっては抽選販売が行われるほどの人気を誇ります。

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2. 麦焼酎

麦焼酎の主原料の大麦英語で”Barley”なので、麦焼酎は、”Barley Shochu” といいます。

 

麦焼酎の特徴4つ (産地・香り・味わい・飲み方) を紹介する英語フレーズ:

日本語 英語
香り 香ばしく、ナッツのような香りがある Toasty aroma with nutty notes
味わい 軽やかで飲みやすい Light and easy to drink
味わい すっきりした後味 Clean and crisp aftertaste
飲み方 ソーダ割りにしても美味しい Pairs well with soda (shochu highball)
飲み方 冷やしてロックで楽しむのがおすすめ Best enjoyed chilled and on the rocks
産地 主に大分県や長崎県などで生産される Mainly produced in Oita and Nagasaki prefectures

 

麦焼酎はスッキリ軽やかな味わいが特徴で、昭和後期に大ブームが起こりました。

地域団体商標にも登録されている「大分むぎ焼酎」のおすすめはこちら!

 

二階堂 (二階堂酒造) 

あの大谷選手が所属する大リーグ・ドジャースの「公式焼酎」!

大分では「とりあえず生 (ビール)」の代わりに「とりあえずニカソー (二階堂のソーダ割)を飲むのが一般的で、ドジャーススタジアムでも「Nikaso」が販売されているそうです。

ぜひソーダ割をお試しください!

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いいちこ (三和酒類株式会社) 

「下町のナポレオン」のキャッチコピーで有名。

英語ラベルの「iichiko」シリーズは海外でも流通し、世界的にも有名な麦焼酎です。

クセが少なく、すっきりとした味わいで初心者にも飲みやすいライトタイプの麦焼酎です。

お値段もお手頃で、初めて麦焼酎を試すならこちら!

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3. 米焼酎

米焼酎の主原料の英語で”Rice”なので、米焼酎は、”Rice Shochu” といいます。

 

芋焼酎の特徴4つ (産地・香り・味わい・飲み方) を紹介する英語フレーズ:

日本語 英語
香り ほのかに甘く、まろやかな香り Gently sweet and mellow aroma
味わい やわらかく上品な味わい Soft and elegant flavor
味わい クセが少なく、初心者にもおすすめ Mild and approachable for beginners
飲み方 水割りやお湯割りで繊細な風味を楽しめる Delicate flavor can be enjoyed with water or hot water
飲み方 和食全般と相性が良い Pairs well with a variety of Japanese dishes
産地 熊本県や鹿児島県、人吉球磨地域などで生産される Produced in Kumamoto, Kagoshima, and Hitoyoshi-Kuma area

 

米焼酎は、クセが少なくやわらかな味わいで、上品な香りを楽しめる焼酎です。

代表的な米焼酎の銘柄としてまず紹介するならこちらが王道です!

 

白岳 (高橋酒造) 

熊本県の人吉球磨地域で造られた米焼酎は「地理的表示保護制度 (GI)」により「球磨焼酎」と名乗ることが認められている特別なブランドです。その中でも代表的なものがこちら。
クセがなく、やわらかでスッキリとした味わいで、お湯割り・水割り・ロック、どんな飲み方にも合うので初心者にも飲みやすいです。

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4. 黒糖焼酎

黒糖焼酎の主原料の黒糖英語で”Brown Sugar”なので、黒糖焼酎は、”Brown Sugar Shochu” といいます。

 

黒糖焼酎の特徴4つ (産地・香り・味わい・飲み方) を紹介する英語フレーズ:

日本語 英語
香り 黒糖ならではの甘く芳ばしい香り Sweet and toasty aroma unique to brown sugar
味わい まろやかでほんのり甘い Smooth and mildly sweet flavor
味わい ラムに近いニュアンスを持つ Slightly similar to rum in character
飲み方 ロックで飲むと黒糖の香りが際立つ Aroma of brown sugar stands out when served on the rocks
飲み方 食後酒としてもおすすめ Recommended as a post-meal drink
産地 奄美群島でのみ製造が認められている Only allowed to be produced in the Amami Islands

 

黒糖焼酎は、ほんのり甘くまろやかな味わいで、香り高く飲みやすい焼酎です。

黒糖焼酎の代表的な銘柄はこちらです!

 

れんと|奄美大島開運酒造(鹿児島県・奄美大島) 

奄美大島産の黒糖焼酎の中でも特に有名な銘柄で、音楽を聴かせながら熟成させる“音響熟成”でまろやか。やさしい甘みとスムーズな口当たりで、焼酎初心者にもおすすめです。ボトルデザインもおしゃれで、贈り物や海外向けにも人気です!

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焼酎の飲み方を英語で説明!ロック、お湯割りなど英語表現集

焼酎の魅力のひとつは、何と言っても飲み方のバリエーションが豊富なこと!

アルコール度数は一般的に25度とやや高めですが、そのぶん水やお湯で割るのが定番の楽しみ方です。

割ることで香りや味わいがやわらかくなったり、逆に風味が引き立ったりと、飲み方によって表情がガラッと変わるのが焼酎の面白さ。

季節や料理、シーンに合わせて自由にアレンジできるので、楽しみ方が奥深いのです。

 

ここでは、基本的な焼酎の飲み方5つとその英語フレーズをご紹介します。

 

  1. ロック(on the rocks)

グラスに氷を入れることですっきり感や飲みやすさが引き立ちます。

Shochu on the rocks brings out a clean and refreshing flavor.

(ロックで飲むと、すっきりとした味わいが楽しめます。)

 

  1. 水割り(mixed with cold water)

アルコールを抑えて、飲みやすくする定番の飲み方です。

Shochu mixed with cold water is easy to drink and perfect for meals.

(水割りは飲みやすく、食事にもぴったりです。)

 

  1. お湯割り(mixed with hot water)

温めることで甘味やコクを引き出す、焼酎独自の割り方。

Hot water helps bring out the aroma of shochu. This is a popular way to enjoy it in winter.

(お湯を加えると香りが引き立ちます。冬に人気の飲み方です。)

 

  1. ソーダ割り(with soda water)

ハイボールやレモンサワーの人気に伴い一般化した割り方。

爽快な刺激が暑い季節や食前にマッチします。

Shochu with soda water is light and refreshing, like a shochu highball.

(ソーダ割りは爽快感があり、焼酎ハイボールのように楽しめます。)

 

  1. ストレート(straight)

焼酎の個性をダイレクトに味わいたい人向け。

通の飲み方ですが、アルコール度数が高いことには注意しましょう!

Drinking shochu straight lets you enjoy its original flavor to the fullest.

(ストレートで飲むと、焼酎本来の風味をしっかり味わえます。)

 

まとめ

この記事では、焼酎の基本を英語でわかりやすく説明するためのポイントを、以下の

4つに絞ってご紹介しました。

 

  1. 焼酎は英語で「Shochu」と表現してOK
  2. 日本酒 (Sake)と焼酎 (Shochu)の違いはよく聞かれる
  3. 焼酎の原料 (芋・麦・米・黒糖) の英語表記を知ろう
  4. 焼酎の飲み方 (ロック、お湯割り等)を英語で説明しよう

 

ぜひ外国の方に英語で焼酎の世界を紹介し、一緒に焼酎の世界を楽しんでみてくださいね。

おすすめの焼酎も紹介しますので、チェックしてみてください!

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コメント

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